クラブを握ると肘の内側が痛い。インパクトの瞬間に肘へ響く。 休むと少し楽になるのに、練習を再開するとまた気になる。
ゴルフ肘では、まず痛む肘そのものの状態を確認することが大切です。 そのうえでO.C.Laboでは、前腕・肩甲帯・胸郭・体幹・股関節など、 肘へ負担が集まる条件も一緒に確認します。
最初から「ここが原因」と決めるのではなく、 何を変えると痛みやスイングの反応が変わるのかを確かめ、 施術後にもう一度同じ動きで確認します。
このようなお悩みはありませんか
- クラブを握ると肘の内側が痛む
- スイングやインパクトの瞬間に肘へ響く
- ダフった後から肘が痛くなった
- 練習後や翌日に肘の痛みが残る
- 肘をかばって思いどおりに振れない
- 休むと軽くなるが、ゴルフを再開するとまた痛む
ゴルフ肘とは
一般に「ゴルフ肘」と呼ばれる代表的な状態が、 上腕骨内側上顆炎です。 肘の内側にある骨の出っ張り周辺に痛みが現れます。
手首や指を曲げる、前腕をひねる、物を握るといった動きに関わる 筋肉や腱へ繰り返し負担が加わることで症状が出ることがあります。
ゴルフをしている方だけに起こるものではありません。 仕事や家事などで、握る・持つ動作を繰り返す方にもみられます。
ただし、肘の内側が痛いからといって、 すべてを同じ状態として扱うことはできません。 痛む場所、押したときの反応、手首や肘の動き、 受傷したきっかけ、しびれの有無などを確認します。
転倒や強い衝撃の後に痛みが出た、強い腫れや熱感がある、 肘を曲げ伸ばしできない、しびれや力の入りにくさが続く場合などは、 まず整形外科で状態をご確認ください。 医師から運動制限が出ている場合は、その指示を優先します。
肘に集まる負担を、全身から考える
肘や前腕そのものへのケアは大切です。 局所への対応や負荷の調整だけで楽になる方もいます。
一方で、同じスイングや練習で症状を繰り返す場合には、 肘以外の条件も確認します。
- 練習の回数・球数・強度が急に増えていないか
- グリップを必要以上に強く握っていないか
- ダフリなどの衝撃が繰り返されていないか
- 手首や前腕を無理なく使えているか
- 肩甲帯や胸郭が動いているか
- 体幹・股関節と腕が協調しているか
スイングの前に、身体の土台を確認します
ゴルフ肘になると、 「手打ちだから」 「肩甲骨が硬いから」 「もっと身体を回した方がいい」 と言われることがあります。
それらが関係している場合もありますが、 最初から一つに決めることはできません。
まず、身体を回す、片脚で支える、腕を上げる、 握るといった基本的な動きを確認します。
そのうえで、身体の条件を変えたときに 肘の痛みやスイングがどう変化するかを比較します。
OCLの視点で、身体の反応を確かめます
OCLはOptimal Control Learning(最適制御学習)の略です。
身体は、足裏・目・関節などから情報を受け取り、 その情報をもとに予測・調整し、 実際の動きとして出力します。 そして、その結果を再び受け取りながら学習していきます。
ゴルフ肘でも、足元の支え方、目線、 胸郭や体幹の向きなどを変えたときに、 握りやすさや肘の痛み、身体の回しやすさがどう変化するかを確認します。
一度変化した場所を、すぐに「原因」と決めるわけではありません。
仮説 → 検査 → 介入 → 再検査 → 仮説の更新
この流れを繰り返しながら、 今の身体に必要な条件を整理していきます。
評価に合わせて、必要な介入を選びます
整体・鍼灸
肘や前腕そのものの状態を確認し、 必要に応じて肩甲帯・胸郭・体幹なども含めて対応します。
神経制御へのアプローチ
感覚と動作のつながり、力の入れ方・抜き方などに着目し、 条件を変えたときの身体の反応を確認します。
OCLストレッチ
セルフケアも同じ方法を全員に行うのではなく、 実施前後の反応を比較しながら、その方に必要な方法を選びます。
施術前と同じ動きで、もう一度確かめます
O.C.Laboが大切にしているのが、 施術後の再検査です。
最初に確認した握る動作、手首や肘の動き、 身体の回旋などをもう一度確認します。
必要に応じて、安全に行える範囲でスイング動作も比較します。
大切なのは「施術をした」という事実だけではありません。
何を変えたときに、身体の反応が変わったのか。
その結果を、次の施術やセルフケア、 練習の進め方につなげます。
ゴルフ肘の対処法を動画で確認
動画は対処法の一例です。 ただ動きを繰り返すのではなく、 実施前後で同じ動きを確認し、 身体の反応が変わったかを比べてください。
痛みを我慢して強く伸ばす必要はありません。 実施前後で同じ動きを比べ、痛みやしびれが増す場合は中止してください。
セルフケアで変化することは、 ご自身の身体を知るための手がかりになります。
ただし、一度楽になっただけで、 「そこが痛みの原因だった」と決めるわけではありません。 練習すると戻る場合には、他の条件も確認します。
「痛くない」から「ゴルフで使える」へ
日常生活で肘が痛くないことと、 何十球もクラブを振れることは同じではありません。
まず日常生活で握る・持つ動作を確認します。 そこから軽い素振り、小さなスイング、 球数やスイング強度を上げた練習へと段階を進めます。
- 日常生活で握る・持つ動作ができるか
- 軽い素振りができるか
- 小さなスイングで問題がないか
- 球数を増やしても悪化しないか
- スイング強度を上げられるか
- 練習後や翌日の肘はどうか
「練習へ戻りたい」 「ラウンドを最後まで回りたい」 「また思い切り振りたい」など、 目指す状態は患者さんによって異なります。
その目的に合わせて、 現在できることと、まだ負担が大きいことを確認します。
MESSAGE
ゴルフを続けたい気持ちも含めて、
身体を考えます
院長 押方匡介
僕自身もプロキックボクサーとして競技を続ける中で、 ケガによって思うように身体を使えない時期を経験してきました。
スポーツでは、痛みが軽くなっただけで 「以前と同じように動ける」とは限りません。
ゴルフも同じです。 肘を曲げ伸ばしして痛くないことと、 クラブを握り、繰り返し振り、 ラウンドを最後まで続けられることは同じではありません。
だからこそ、痛む場所だけで判断するのではなく、 握る・振る・身体を回すといった実際の動きの中で、 何を変えると身体の反応が変わるのかを確認します。
「できればゴルフを休みたくない」
「予定しているラウンドに戻りたい」
「また思い切りクラブを振りたい」
そうした希望も含めて、 今できることと、まだ負担が大きいことを一つずつ整理しながら、 ゴルフへ戻るために必要なことを一緒に考えていきます。
O.C.Labo院長 押方 匡介
よくあるご質問
ゴルフは休んだ方がよいですか?
完全に休む必要があるか、 量や強度を調整して続けられるかは状態によります。 痛みを増やす練習は調整し、 医師から休止の指示がある場合はその内容を優先します。
肘にも施術しますか?
はい。 全身を確認する場合でも、痛む肘や前腕そのものの状態を確認することは大切です。 局所の状態を確認したうえで、必要な範囲へ施術します。
スイングも確認しますか?
必要に応じて確認します。 ただし最初からフォームを修正するのではなく、 まず身体の基本的な動きや反応を確認し、 そのうえで競技動作との関係を見ていきます。
何回でよくなりますか?
症状の期間や程度、練習量、仕事で肘へかかる負担などによって異なるため、 回数を一律にはお伝えできません。 初回の評価と、その後の経過を確認しながらご説明します。
病院に通いながらでも相談できますか?
ご相談いただけます。 診断名、画像検査の結果、医師からの運動制限などがある場合はお知らせください。 医療機関の方針を踏まえて対応します。
スポーツの肘痛について
野球肘・テニス肘・バドミントンでの肘痛など、 競技によって困る動きや負担のかかり方は異なります。 スポーツ中の肘痛全体については、こちらもご覧ください。
ゴルフ肘についてご相談ください
「いつから」「どちらの肘が」「どんな場面で痛むか」とあわせて、 ゴルフの頻度や練習量、受診状況など、 分かる範囲でお聞かせください。
現在の身体の状態と、 どこまでゴルフへ戻りたいのかという目的を確認しながら、 必要なことを一緒に整理していきます。


