押方 匡介
おしかた きょうすけ
身体が思うように動かない悔しさを知っているからこそ、痛みだけで終わらせず、もう一度自分の身体を信じて動ける状態を一緒に目指します。
施術者だけで答えを決めつけず、患者さんと身体の反応を一緒に確かめながら、次の方針を考えます。
痛みのある場所だけでは、十分に見えないことがある
痛みや不調は、身体に起きている結果のひとつです。つらさが出ている場所と、その場所へ負担が集まっている理由が、同じとは限りません。
身体に起きていることを、先に決めつけない
姿勢、動き、力の入り方、呼吸、緊張、生活の中での身体の使い方。さらに、身体が受け取る感覚と、脳や神経による予測・制御も、今の反応に関係していることがあります。
だから私は、症状名だけで施術を決めません。問診と身体評価を通して仮説を立て、施術後に同じ動きや反応をもう一度確認します。
「どこが悪いか」を急いで決めるより、何をすると身体の反応が変わるのかを一緒に確かめます。
身体を使う側として、 動けない悔しさを知っています
努力しているのに、 身体が応えてくれない
私はプロキックボクサーとしてリングに立ち、競技の中で自分の身体と向き合ってきました。
思うように動けない焦り。練習しても感覚が戻らない不安。試合へ向かう中で、身体を信じられなくなる悔しさ。その苦しさは、理論として知っているだけではありません。
競技者だけでなく、仕事、家事、趣味など、今まで当たり前にできていたことができなくなった方にも、同じような悔しさがあると思っています。
右膝前十字靱帯損傷から、 3年間の離脱を経て競技復帰
30歳のときに右膝前十字靱帯を損傷し、競技から約3年間離れました。復帰までの道のりでは、痛みがなくなることと、競技で身体を信じて動けることは同じではないと実感しました。
身体を整えるだけでなく、感覚、動き、判断を少しずつ学び直し、復帰戦で勝利できた経験が、現在のO.C.Laboの考え方にもつながっています。
- 痛みが減っても、動く怖さは残ることがある
- 競技復帰には、身体への信頼を取り戻す過程が必要
- 状態を確かめながら、一段ずつ戻していく
- 結果だけでなく、本人の感覚も大切な情報になる
臨床だけでもなく、理論だけでもない
目の前の身体で起きた変化を言葉と理論で整理し、もう一度臨床へ戻して確かめる。その往復を続けてきました。
教えることは、 自分の見立てを曖昧にしないこと
臨床に携わって25年。O.C.Laboを開業して20年。治療家やトレーナーに向けた講座も19年にわたり続けてきました。
人へ伝えるためには、自分の感覚だけで「何となく変わった」と終わらせることはできません。何を確認し、なぜその施術を選び、何が変化したのかを整理する必要があります。
現場で起きたことを理論へ。理論で整理したことを、再び現場へ。その繰り返しが、現在の評価と施術を形づくっています。
臨床
一人ひとり異なる身体の反応を確認し、仮説と施術を更新します。
教育
身体の見方を言葉にし、治療家やトレーナーと検証を重ねます。
研究
新しい知識を取り入れながら、臨床で本当に役立つ形へ整理します。
より良い状態を、探究し続ける場所
O.C.Laboは、Oshikata Conditioning Laboratory、日本語では「押方コンディショニングラボラトリー/押方コンディショニング研究所」を表しています。
「Labo」という名前に込めているのは、あらかじめ決めた答えを当てはめるのではなく、身体に起きていることを観察し、試し、確かめ、より良い状態を探究し続ける姿勢です。
華やかさよりも本質。知識だけでなく実践。施術者だけの納得ではなく、患者さん自身が身体の変化を理解できることを大切にしています。
武道とキックボクシングを通して、動くこと、力を出すこと、脱力することの難しさを経験。
痛みだけでなく、姿勢、動き、自律神経、感覚と神経制御まで含めて身体を確認。
治療家・トレーナー向けの講座を19年継続し、現場の知見を言葉と理論へ整理。
一度完成した方法へ固執せず、身体の反応をもとに評価と施術を更新。
患者さんと向き合ううえで、大切にしていること
一回一回の施術と、大切な時間に責任を持つ
O.C.Laboでは、十分な評価と施術を行ったにもかかわらず、その日の施術結果にご納得いただけなかった場合は、初回に限らず施術料をいただきません。
これは、特定の症状が必ず改善すること、一定回数で完治すること、将来にわたって再発しないことを保証する制度ではありません。
身体を見続けてきた臨床家として、身体を使い続けてきた競技者として、来院していただく一回の施術と時間を曖昧に扱わないという、私の責任のあり方です。
施術をしない判断も、 身体を見る仕事の一部です
O.C.Laboの施術が、すべての症状に適しているわけではありません。
問診や身体評価から病気や重大な損傷が疑われる場合は、施術を優先せず、医療機関での検査や治療をおすすめします。
できることだけでなく、できないこと、施術より先に確認すべきことも正直にお伝えします。
O.C.Laboの考え方を、さらに詳しく知る
もう一度、 自分の身体を信じて動ける様に
今の身体に何が起きているのか分からないまま、一人で悩み続ける必要はありません。痛みだけでなく、できなくなったこと、取り戻したい動き、これから目指したい状態まで聞かせてください。
答えを先に決めるのではなく、身体の反応を一緒に確かめながら、次の一歩を考えていきます。
スポーツ鍼灸整体院 O.C.Labo
院長 押方 匡介
