膝の痛みや腫れは少しずつ落ち着いてきた。
普通に歩くこともできるようになった。
それでも、思いきり踏み込むのが怖い。
切り返した瞬間に膝が横へ崩れそうで不安になる。
接触プレーや着地で、無意識にケガをした脚をかばってしまう。
膝関節側副靭帯損傷からスポーツへ戻るとき、 確認したいのは 「もう痛くないか」だけではありません。
O.C.Laboでは、医療機関での診断や治療方針を尊重したうえで、 今の身体がどこまで負荷を受け止められるのか、 どの動作で不安や左右差が現れるのかを確認し、 競技復帰に必要な身体の状態を整理します。
膝の側副靭帯には、膝の内側にある 内側側副靭帯(MCL)と、 外側にある外側側副靭帯(LCL)があります。
これらは、膝に横方向の力が加わったときに、 関節が大きく崩れすぎないよう支える役割を持っています。
スポーツでは、相手との接触、転倒、急な切り返し、 不安定な着地などで強い力が加わり、 靭帯が伸ばされたり損傷したりすることがあります。
側副靭帯だけでなく、半月板や他の靭帯などを 同時に傷めている場合もあります。 強い腫れや不安定感がある場合は、 まず医療機関で状態を確認してください。
側副靭帯損傷が疑われる急性期に、 最初から整体だけで対応するという考え方はしていません。
まず整形外科などの医療機関で、
O.C.Laboでは、傷ついた靭帯そのものを整体で元に戻す、 断裂した組織を施術で修復するという説明はしません。
医師から固定・荷重・運動について指示を受けている場合は、 その内容を最優先します。
そのうえで、回復段階に合わせて、 歩行、片脚での支持、踏み込み、着地、切り返しなど、 競技復帰に必要な身体の働きを確認します。
ケガをすると、身体は傷ついた膝を守ろうとします。
これは、傷ついた場所を守るために必要だった反応でもあります。
ただし、組織の回復が進んで痛みや腫れが減ってきても、 ケガをした時期に身についた身体の使い方が残ることがあります。
競技で思いきり動けることは同じではありません。
膝が硬く見えるからといって、 膝そのものの柔軟性だけが問題とは限りません。 ケガのあとには身体が膝を守るために力を入れ、 沈み込みや切り返しを小さくしていることもあります。
側副靭帯を損傷したからといって、 最初から「股関節が硬かったから」 「膝の使い方が悪かったから」 と原因を決めることはできません。
相手との接触や予測できない転倒など、 身体の使い方だけでは防ぎきれないケガもあります。
一方で、非接触での切り返しや着地、 競技復帰後に同じ動作で何度も不安を感じる場合には、 現在の身体の使い方を確認する意味があります。
同じ側副靭帯損傷でも、 受傷した状況、損傷の程度、競技、ポジション、 現在の回復段階、戻りたいレベルは一人ひとり違います。
膝だけではなく、 足首・股関節・体幹・足裏の感覚・バランス・目線、 そして踏み込みや着地、切り返しなど、 必要に応じて確認する範囲を広げます。
踏み込みや着地で膝が横へぶれる動きが見られても、 膝だけを意識すれば変わるとは限りません。
足裏や目などから受け取る情報、 足首や股関節の動き、 体幹での支え方などを変えたときに、 実際の動きがどう変化するのかを確認します。
「側副靭帯損傷」という診断名だけで、 全員に同じ施術を行うわけではありません。
医療機関から運動を進めてよいとされている範囲で、 整体・鍼灸・神経制御へのアプローチ・ OCLストレッチなどから必要な方法を組み合わせます。
介入前に確認した動きを、 施術後にもう一度同じ条件で確認します。 変化が十分でなければ、 同じことを繰り返すのではなく別の可能性を考えます。
歩けること、走れること、跳べること、切り返せること。
さらに、疲労やスピード、 相手との接触や判断が必要な実戦環境で動けること。 それぞれ必要になる身体の能力は違います。
痛みや腫れを落ち着かせる
基本的な身体機能を確認する
走る・跳ぶ動作へ進む
踏み込み・切り返しへ近づける
実際の競技環境へ戻す
以下は側副靭帯損傷に限定した症例ではありませんが、 膝の痛みやスポーツ復帰についてご相談いただいた患者さんのご感想です。
※患者さん個人のご感想であり、 効果や結果を保証するものではありません。
僕自身、プロキックボクサーとして競技していた中で、 右膝の前十字靭帯損傷を経験しています。
日常生活では痛くなくても、 蹴る、踏み込む、相手の動きへ反応する、 疲れた中でも身体を支えるとなると、 必要になるものは変わります。
側副靭帯損傷でも、 痛みが軽くなったあとに 「本当に踏み込んで大丈夫なのか」 「また膝が崩れないか」 と不安を感じる方がいます。
だからこそ、 膝の痛みだけを見るのではなく、 今どこまで動けるのか、 何を変えると身体の反応が変わるのか、 競技へ戻るために何が必要なのかを一緒に確認します。
押方 匡介
まだ側副靭帯損傷と診断されていない場合や、 膝へ強い外力が加わったあとに症状が続いている場合は、 まず整形外科などで状態を確認してください。
「痛みは減ったけれど切り返しが怖い」
「練習へ戻ったらまた膝が気になる」
「競技復帰前に身体全体を確認してほしい」
そのような場合も、 まずはLINEからご相談ください。
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