休むと少し楽になる。
でも、練習するとまた膝が痛い。
ジャンプの踏み切りや着地、ダッシュ、ストップ、切り返し。 スポーツでは膝へ大きな力が加わる場面が何度もあります。
そのため、まず痛みが出ている膝蓋腱や 膝周囲の状態を確認することは大切です。
ただ、同じ練習をしていても、 全員がジャンパーズニーになるわけではありません。
O.C.Laboでは、 「ジャンパーズニーだから、この筋肉が原因」 と最初から決めることはしません。
痛む場所を確認したうえで、 基本動作や身体が受け取る感覚、 実際のジャンプや競技動作まで確認し、 何を変えると膝への負担や動きが変わるのか を見ていきます。
こんなお悩みはありませんか?
ジャンパーズニーとは?
ジャンパーズニーは、膝のお皿の下にある 膝蓋腱に痛みが出るスポーツ障害です。
一般には「膝蓋腱炎」と呼ばれることがありますが、 長く続くものでは単純な炎症だけでは説明できない場合もあり、 「膝蓋腱症」と表現されることもあります。
バスケットボール、バレーボール、サッカー、 陸上、格闘技、ダンスなど、 ジャンプ、着地、ダッシュ、ストップを繰り返す競技でみられます。
身体全体を見るから、膝を見ないわけではありません
膝蓋腱周囲の状態、痛む位置、腫れの有無、 どの動きで症状が出るのかなど、まず局所を確認します。
そのうえで、 なぜ現在の身体では、そこへ負担が集まりやすいのか を考えていきます。
必要な場合は、まず医療機関で状態を確認します
ジャンプや着地で急に強い痛みが出た場合や、 腫れが強い、歩くことが難しい場合などは、 ジャンパーズニー以外の損傷も考える必要があります。
O.C.Laboでは、 膝蓋腱そのものを整体で治すという考え方はしていません。
医療機関で診断や運動制限を受けている場合はその内容を尊重し、 その範囲で身体機能や競技動作を確認します。
膝への対処も、必要なことの一つです
痛みが強い時期に負荷を調整したり、 医療機関やリハビリで指示されているケアを行ったりすることも大切です。
痛む場所
膝蓋腱周囲の痛みや腫れ、 膝の曲げ伸ばしなどを確認します。
現在の負荷
痛みの程度や競技状況に合わせて、 練習や動作負荷を整理します。
その先
痛みが落ち着いた後も、 同じ場所へ負担が集まっていないか確認します。
思いきり跳べることは同じではありません
休養や局所への対処によって、 痛みが軽くなることがあります。 それ自体は大切な変化です。
ただし、 競技へ戻った時に同じ負担が膝へ集まる状態 が残っていれば、 再び症状が出る可能性があります。
フォームは、身体全体の働きが現れた結果でもあります
例えば着地で膝が内側へ入っていたとしても、 「膝を外へ向けよう」と意識するだけで変わるとは限りません。
足裏から入る感覚、 足首や股関節の使いやすさ、 バランスや身体の緊張などが重なった結果として フォームは現れます。
フォームだけを切り離さず、 身体が感じて動きをつくる流れ全体を確認します。
なぜ膝へ負担が集まったのかは、一つとは限りません
「足首が硬いから」
「股関節が使えていないから」
「ニーインしているから」
と、最初から原因を決めることはできません。
練習量が急に増えたことが大きく関係する方もいれば、 過去のケガ、疲労、基本動作、足元の感覚など、 複数の条件が重なっている方もいます。
「何を変えると現在の症状や動きが変わるのか」を確かめます。
ジャンプを見る前に、身体の土台から確認します
ジャンプや着地だけを見て、 「このフォームが悪い」と判断することはありません。
競技動作の前に、 立つ、歩く、しゃがむ、片脚で支えるなどの基本動作や、 身体が受け取っている感覚、呼吸や緊張などを確認します。
- 痛みや腫れの状態
- 膝の曲げ伸ばし
- 立ち方・歩き方
- スクワット
- 片脚での安定性
- 足首・股関節・体幹
- 足裏からの感覚
- 左右の体重のかけ方
- ジャンプの踏み切り
- ジャンプからの着地
- ダッシュ・ストップ
- 必要に応じた競技動作
何を変えると、その動きや症状が変化するのか。 そこまで確認しながら現在の身体を整理していきます。
「膝を柔らかく使う」を身体全体から考える
スポーツでは 「もっと膝を柔らかく使って」 と言われることがあります。
しかし、膝が硬く見えるからといって、 膝そのものだけが理由とは限りません。
足首や股関節などとの関係によって、 身体が膝を固めるような動きを選んでいる場合もあります。
※動画はジャンパーズニーそのものの治療方法ではなく、 膝を身体全体から見る考え方を紹介したものです。
身体の反応に合わせて、必要な施術を組み合わせます
ジャンパーズニーという診断名だけで、 全員に同じ施術を行うわけではありません。
評価した身体の反応に合わせて、 整体、鍼灸、神経制御へのアプローチ、 OCLストレッチなどから必要な方法を組み合わせます。
大切なのは施術方法の名前ではなく、 何を変えると現在困っている動きが変わるのか を確認することです。
施術後に、同じ動きをもう一度確認します
施術して「軽くなりました」で判断するのではなく、 最初に確認した動きをもう一度行います。
スクワット、片脚支持、踏み込み、 ジャンプ、着地など、 その方に必要な動きを再確認します。
変化があれば、 今回変えた条件が現在の症状や動きに関係していた 一つの手がかりになります。
変化が十分でなければ、 同じ施術を繰り返すのではなく、 別の可能性を考えます。
「痛くない」から
「競技で跳べる」へ
ジャンパーズニーから競技へ戻る時も、 「痛みが減ったから、いきなり元の練習へ戻る」 とは考えません。
歩けること。 走れること。 一度ジャンプできること。 何度もジャンプを繰り返せること。 そして、疲労や判断が加わる競技の中で動けること。
それぞれ、身体に求められる能力は違います。
痛みが軽くなってから競技へ戻るまでを、 5つの段階に分けて考える動画です。
痛みや負荷を落ち着かせる
まずは痛みや腫れなどの状態を確認し、 必要に応じて医療機関やリハビリの指示に従いながら、 日常生活に必要な状態を整えていきます。
基本的な身体機能を確認する
歩く、しゃがむ、片脚で身体を支えるなど、 ジャンプ以前に必要となる基本的な身体機能を確認します。
走る・跳ぶ動作へ進む
身体の状態に合わせて、 ジョギング、走行、踏み切り、 ジャンプ、着地などへ進めます。
痛みだけでなく、 左右差や動きの変化も確認します。
競技動作へ近づける
ダッシュ、ストップ、切り返し、 連続ジャンプなど、 実際の競技で必要になる動きを段階的に増やします。
実際の練習・競技へ戻す
スピード、反復回数、疲労、判断、 相手との位置関係など、 実際の競技では条件がさらに複雑になります。
最終的には、 その環境の中でも必要な動きを使える状態を確認していきます。
「何日休んだか」だけではなく、 今の身体で何ができるのか を確認しながら競技復帰を考えます。
先に医療機関で確認した方がよい場合
- ジャンプや着地の直後から強い痛みが出た
- 膝が大きく腫れている
- 足を着いて歩くことが難しい
- 膝を十分に曲げ伸ばしできない
- 膝が抜ける、引っかかる感じがある
- 大きな外傷後から症状が続いている
O.C.Laboでも、 医療機関での検査や治療を優先した方がよいと判断した場合には、 無理に施術を行いません。
思いきり跳べない方へ
「休むと楽になるけれど、練習するとまた痛い」
「試合が近いのに、どこまで動いてよいかわからない」
「膝だけでなく、なぜ負担が集まっているのか確認したい」
そのような場合は、 現在どの動きで困っているのかも含めてご相談ください。
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